かめのFX部屋

FX(豪ドル円、ドル円等)の週間予習を書いています。

豪ドル円来週の予習(2022/6/27〜7/1)

<週足>

上下にヒゲをつけた陽線で終えました。

高値圏での上ヒゲ、陰線と続いたので下落していくと考えていましたが、前週の安値を更新せず高値を更新しました。

現在は上昇トレンドであり、陽線で終えたので押し目をつけたとすると、年初来高値96.8へ向けた上昇が考えられます。

また逆に、上ヒゲをつけているので、このまま押しの下落が進行する可能性も考えられます。

その場合は、5月につけた安値89.3を下抜けるまでは押し目の範囲ですが、下抜けすると安値切り下げとなり上昇トレンドが崩れます。

 

<日足>

前週から20SMAに沿ってジリ上げてきましたが、火曜日に95.3まで上昇しました。

そのまま年初来高値96.8へ向けて上昇するかと思いましたが、翌日には下落し上昇は継続しませんでした。

週末には安値に引いたトレンドライン(緑線)で下げ止まり反発して週を終えています。

安値を切り上げており、直近安値92を下抜けしていないので上昇トレンドは継続しています。

ただ、高値も切り下げており、緑線の三角持ち合いを形成しレンジ状態にあると思います。

この三角持ち合いを上下どちらに抜けるかで今後の流れが決まりそうです。

上抜けすると上昇トレンド継続で年初来高値へ向けた動き。

下抜けすると下降トレンドへ転換して週足レベルでの直近安値(89.7)へ向けた動きとなりそうです。

トレンド方向としては上なので、上方向へのブレイクの可能性の方が高いと考えますが、過信せず動きに注意していきます。

 

<4時間足>

前週に何度も上値を抑えられた94.5付近を火曜日に上抜けし、その後押しの動きから再度上昇していくと考えましたが、週末に向けて92.6まで下落しました。

直近高値94.5付近を明確に上抜けして高値を切り上げ、直近安値92付近に対しては安値を切り上げているので上昇トレンドのように思えます。

日足同様、三角持ち合いをどちらに抜けるかで判断していきます。

週末クローズ前には上昇の勢いが無くなっています。

クローズ前で動きが無くなっただけか、一旦上昇が止まろうとしているか判断が難しいです。

下位足で判断するしかありません。

 

<1時間足>

週中盤から週末に向けては下降トレンドとなりましたが、週末には直近高値93.3を上抜けし、揉み合いを経て大きく上に跳ねました。

クローズ前は100SMA付近で揉み合い終了しました。

短期的に狭い揉み合いとなっているので、来週はまずこの揉み合いをどちらに抜けるかで判断します。

上に抜けると上昇トレンド継続で日足レベルでの三角持ち合い上限へ向けた上昇が。

下に抜けて安値を更新すると、短期足が下降トレンドへ転換し1時間足での直近上昇に対する押しの動きにつながります。

その場合の下値目処としては93.5付近(直近揉み合い高値、20SMA)が考えられます。

もし三角持ち合い下限を下抜けしていくと上位足の流れを変えていく事になるので注意です。

 

<まとめ>

大まかには三角持ち合いをどちらに抜けるかに注目です。

週初は短期的に上下どちらに向かうかに注目し、抜けたら戻りを待ってその方向について行こうと思います。