かめのFX部屋

FX(豪ドル円、ドル円等)の週間予習を書いています。

豪ドル円来週の予習(2022/7/4〜8)

<月足>

6月は長い上ヒゲ陽線で終えました。

数ヶ月間、上ヒゲが連続しているので上値が重く上昇のペースが落ちているように見えます。

直近上昇に対する押しの動きが入ってもおかしくないと思います。

もちろん、ダウ理論的に上昇トレンドは継続しているので、このまま100を目指した上昇も十分考えられます。

77.9(2021/8安値)を下抜けるまでは上昇トレンドは崩れず、下落しても押しの動きとなります。

 

<週足>

大きな陰線で終えました。

96.8を天井として、押しの下落が継続している形です。

87.3(5月安値)を下抜けするまでは上昇トレンドの押しの動きです。

20SMAが近づいてきているので、5月のように支えられて反発する可能性も考えられます。

後述しますが、日足の上昇トレンドが崩れているので更なる押しの動きも考えられます。

 

<日足>

緑線の三角持ち合いの中で推移していましたが、週末には下方向へ大きく抜けました。

長時間揉み合った分、ブレイクした際の動きは大きかったです。

直近安値である92を下抜けしたので、上昇トレンドが崩れました。

既に高値を切り下げているので、安値を切り下げた事で下降トレンド入りしているとも考えられます。

レンジブレイク後なので、まずは戻りから売りを狙っていくのが定石となります。

ただ、ブレイクしてそのまま進む事もあるので、両方の可能性を鑑みながらです。

戻りの動きとなった場合は、三角持ち合いのライン付近での売りを狙いたいです。

もし、強い戻りで高値を更新していくと、今回の下方ブレイクは終了となるので注意です。

このまま下落が継続する場合は、91付近(100SMA、6月初期の上昇前揉み合い高値)が意識される可能性があります。

そこを抜けると週足直近安値87.3が目処となります。

できるだけ戻ったところから売りで入っていく方が安心であり、値幅にも期待できます。

 

<4時間足>

週末に三角持ち合いを一気に下抜けし、直近安値を切り下げ下降トレンド入りしています。

週クローズ前には強い戻りをつけて週を終えました。

日足でも述べたように、レンジブレイク後なので、まずは戻りを待って売りで入るのが定石です。

来週は週クローズ前の戻りの上昇が継続するかに注目し、なるべく上に引きつけて売りたいところです。

ただ、三角を上に抜けるような事があると今回のブレイクはフェイクとなるので注意です。

強い下落がスタートしたので、戻りを見せずこのまま下落していく事も考えられます。

下位足で判断し、その場合は売りで飛び乗る事も考えます。

 

<1時間足>

金曜日の東京タイムに大きく下へ崩れました。

よく見ると、木曜日NYタイムの下落で直近安値を切り下げ、その後強く戻したが高値を更新できず、ダラダラと高値を切り下げていたので下落前の兆候は出ていました。

終わったチャートを見ての結果論ですが、こういう兆候を見逃さなければ利益を得たり、大損失を被るリスクを減らせると思います。

自分のポジションやニュースによるバイアスでなかなかそう上手くはいきませんが・・・

週末は日足レベルでの直近安値92付近で一旦反発する可能性が高いと思い、買いを入れましたが、NYタイムに入りもう一段下落し91.4付近をつけクローズに向けては反発して終了しました。

来週まずは、この上昇が継続するのかに注目です。

金曜日夕方につけた戻り高値92.4を上抜けすると1時間足レベルで下降トレンドは一旦崩れます。

そうなると、更なる上昇、上位足ではレンジブレイク後の戻りの動きに繋がると考えます。

このまま92.4を超えられない状態が続くと、下降トレンド継続となり更なる下落が考えられます。

下位足15分足で見ると下降から上昇トレンドへ転換しているように見えるので、このまま上昇していく可能性が高いと思いますが、短期足のトレンドはすぐに切り替わるので過信はできません。

 

<まとめ>

月足:上昇トレンド。そろそろ押しが入りそう?

週足:上昇トレンドの押しの動き。

日足:上昇トレンドが崩れた。下降トレンド入りしている?

4時間足:下降トレンド入り。戻りの動き。

1時間足:下降トレンド入りしたが、崩れて上昇に転換しそう?

 

三角持ち合いブレイク後の戻り売り狙いだが、そう教科書通りにいくかどうか。