かめのFX部屋

FX(豪ドル円、ドル円等)の週間予習を書いています。

豪ドル円来週の予習(2022/10/17〜21)

<週足>

十字線で終えました。

上昇トレンドの押しの動き中です。

上ヒゲが過去安値に引いた上昇のトレンドライン(黄色線)で抑えられているので、更なる下落の可能性が考えられます。

一方、直近安値90.5を下抜けできず下ヒゲをつけているので、押し目をつけた可能性も考えられます。

週足では上下どちらの可能性も同じレベルで考えられる状況です。

 

<日足>

週初は前週末の下落を引き継ぎ91まで下落。

週中盤にかけては一旦上昇。

週後半の米国CPI発表で瞬間的に大きく下落したが200SMAで長い下ヒゲをつけ反発。

週末は前週下抜けした上昇トレンドライン(黄色線)、20SMAで上値を抑えられ上ヒゲをつけ下落して週を終えました。

ダウ理論的には直近安値90.5を下抜けするまでは上昇トレンドの押しの動きですが、上昇トレンドライン(黄色線)を下抜けし、今度はレジスタンスとして機能しているので下降の流れに転換しているように見えます。

来週は90.5の安値を下抜けしていけるかどうかに注目です。

今週安値と200SMAが重なる90.8付近で下げ止まるとダブルボトムとなり、上昇トレンド再開の可能性が出てくるので注意が必要です。

 

<4時間足>

週後半のCPI後に大きな上昇はありましたが、高値安値を切り下げている状況なので下降トレンド中です。

上昇トレンドライン(黄色線)でピタリと上値を抑えられ週を終えています。

来週もまずは下落が継続することが想定されますが、週後半につけた安値90.8を下抜けできるかどうかはわかりません。

下抜けできれば日足レベルでの直近安値90.5へのトライ、そして更なる大きな下落が考えられます。

下抜けできないとダブルボトム形成となり、レンジ形成か上昇トレンドへの転換の可能性が出てきます。

 

<1時間足>

なんと言っても週後半のCPIでの急落からの急騰が印象的なチャートです。

週末には高値安値を切り下げ、下降トレンドへ転換しているように見えます。

このままじわじわと下落して90.8の安値を崩していくのか、CPIの時と同じように買い戻されて下ヒゲをつけるのか。

100SMA付近で終えているので、一旦戻りをつけてから下落する可能性もあります。

どちらにせよ、安値圏での動き次第でこれからの流れが決まりそうです。

 

<まとめ>

長期上昇トレンドの押し目となるのか、更なる下落となるのかという状況。

それの分水嶺となるのが週後半につけた安値90.8だと考えます。

 

明日、来週、来年がどういう動きになるのか知りたいと誰もが思います。

でも、未来のことは誰にもわかりません。

様々な動きの可能性を想定し準備する、そしてそれに沿って一手を打っていく。

先を予想するのではなく、シナリオ毎の行動プランを用意する。

それが上昇の秘訣なんだと思います。

頭でわかってはいるのだけど、ポジションや他者の言葉、希望や願望、損切りへのためらいといったバイアスによってなかなか上手く行動できないものです。

 

なんだか変な終わり方になってしまいました。

来週もがんばりましょう。