かめのFX部屋

FX(豪ドル円、ドル円等)の週間予習を書いています。

豪ドル円来週の予習(2022/8/1〜5)

<月足>

7月は上下にヒゲをつけた十字線に近い陰線で終えました。

前月の足に対して高値安値を切り下げ、陰線なので一旦天井をつけた可能性が考えられます。

トレンドとしては上昇傾向なので、今年に入ってからの上昇に対する押しの下落が進む可能性が高いと考えます。

 

<週足>

前週高値95.75を超えられず、上ヒゲ陰線で終えました。

高値圏での動きなので、天井をつけた可能性が高いと思います。

5月につけた直近安値87.3を下抜けするまでは上昇トレンドは崩れませんが、押しの流れになると思います。

日足で述べますが、三尊天井を形成しているので大きな下落に期待をしています。

ただ、上昇トレンド中ではあるので、20SMA等で反発して上昇していけば目線は上方向で考えないといけません。

「絶対」は無いので、可能性が低い方の動きも考慮しながらで。

 

<日足>

週初より上昇し、週半ばには前週高値95.7付近で抑えられ、週末は大きく下落して終えています。

直近安値91.4を下抜けするまでは上昇トレンドは崩れませんが、高値を切り下げ、安値に引いたトレンドライン(緑線)を下抜けしているので、押しの動きが継続していく可能性が高いと考えています。

91.4までに安値を切り上げて押し目をつけると、上昇トレンドの押し目となり再度上昇が想定されます。

その場合は、トレンドライン(緑線)や95.7の高値で抑えられるかどうかに注目します。

この画像のように三尊天井を形成しているようにも見えます。

安値を結んだライン(緑線)がネックラインであり、週末には下抜けしています。

このままネックラインを上に抜けること無い状態が続けば大きな下落の可能性が高いと思います。

逆にネックラインの上に戻ってしまうと三尊天井完成は失敗に終わり、再度上昇トレンド継続か揉み合い移行となります。

 

<4時間足>

週初は前週末の下落をほぼ全戻しするような上昇となり、週半ばには前週高値をトライしたがヒゲで返され、週末にかけては下降の流れとなりました。

週後半の下落で週初の安値93.9を明確に下抜けし、戻りから高値を切り下げているので下降トレンド入りしています。

週末は93付近で下ヒゲが連続し、下げ渋って終えています。

下降トレンド入りしているので基本的には戻りから売りを狙い、ダブルボトム等の下げ止まりのサインが出たら転換の可能性を考えるといった感じです。

日足でも述べたようにトレンドライン(緑線)は上昇のトレンドラインであると同時に三尊天井のネックラインでもあります。

このラインの上で推移する形になると、上昇の流れに再度乗るという事になり、三尊天井も否定される事になります。

瞬間的にラインの上に戻る動きがあってもラインから下へ離れていけば下降に安心できますが、ラインから離れられないようだと注意が必要です。

 

<1時間足>

木曜日午前中の下落で直近安値を下抜けし、戻りから高値を切り下げたところから下降トレンド入りしています。

金曜日欧州タイムからNYタイムにかけては93付近での揉み合いで終了しました。

金曜日早朝につけた高値94.26を上抜けするまでは下降トレンドは継続です。

下位足では安値を切り上げ出しているので、週クローズ前の揉み合いを上に抜けると超短期での上昇トレンド入り、つまり1時間足での戻りの動きになると思います。

来週まずは戻りの動きがどこまで入るのかを見極め、売りを狙っていきたいと思います。

ただ、強すぎる上昇で流れが変わったり、戻り売りが伸びず安値を更新できない等の動きになれば考え方を変えていく必要はあります。

どんな時でも同じ事ですが。

 

<まとめ>

月足:いよいよ上昇は一旦終了か?ヒゲ連続は数ヶ月続いているので過信はできないが。

週足:天井をつけた可能性あり。ただ、上昇トレンドは継続中。

日足:三尊天井完成の可能性大。いよいよ本格的な下落か?

4時間足:下降トレンド。戻り売り狙い。

1時間足:下降トレンド。戻りの上昇がスタートしそう。

 

こんな感じです。

週末に一生懸命考えても、週スタートから想定外の動きになってしまう事も多々あります。

でも、少しでも準備しておくことが大事だと思います。

 

「成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること。」ヘンリー・フォード